旅ラン呑み鉄日記

こしの國から

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白龍蔵祭り-2024/04/20

本日は永平寺町にある「白龍」の酒蔵・吉田酒造さんの蔵祭り。

東山を越え、途中、松岡に寄り道し、越坂峠を越え、約17Kほど走って、蔵祭りへ。
桜もあっという間に終わり、近くの山々は新緑萌える季節になってきてます。昼前に自宅出発、東山北峠(勝手に私が付けた峠名です)を越えて、松岡方面へ。

 

まずは東山北峠へ

北峠のピークを越えると永平寺町上吉野。この山は↘越前五山の一つの「吉野ヶ岳」。

 

北方向の松岡方面に向かい、松岡公園にちょっと寄り道。

公園に向かう途中に六地蔵、もちろん笏谷石。
寄り道の目当ては松岡古墳群、以前に一度来てますが、今日は、蔵祭りが後に控えてますので、最初の古墳だけでUターンします。


円墳の「乃木山古墳」、今日はここで戻ります。

 

登り口にある古墳群の説明看板。

①の手繰ケ城古墳はまだいってことがないので、今度また再訪します。

公園から道を戻って、越坂への上り道へ。道元禅師もこの坂を登られたとか。今は旧道の越坂の下を中部縦貫道の「越坂トンネル」が通っています。


新緑の林の中をゆっくりゆっくり登っていきます、やっとピークです。

 

越坂峠を越えた先は、あまり面白くない一般道を約6Kほど、「えちぜん鉄道」が近くを走ってくれるのがちょとの救いです。

 

14時ちょっと過ぎに白龍さんの裏手の九頭竜川に到着。

すぐ日本酒試飲に入ってもいいのだが、やっぱり走った後はまずはビールということで、背中に背負ってきたビールでおつかれさん。

のんびりして、試飲の会場にはいったのが14:55、15時で受付終了だと!!(パンフレットにちゃんと15時までと書いてある)滑り込みセーフ。真子さん杜氏、じきじきに「土」を注いでもらえた。


こちらは隣の販売店の冷蔵ケースの中、右から「土」「水」「米」。


「土」が一番の好みかなと・・

 

白龍さんは今年からラインアップを変えた、常に新しい挑戦をし続けている蔵である。

  • 新しいブランド名、「白龍」から「永平寺白龍」へ。
  • 特定名称酒を名乗らない新しい商品構成、「てきてき」「てきてき」「てきてき」。

「ブランド名変更のお知らせ」2024/02/29 吉田酒造さんのWebより

(前略)

この地で200年以上酒を造り、30年以上米を作り続けてきた私たちだけが生み出せる新しい価値。
それは、永平寺の大地の恵み・風土のすべてを瓶に詰めてお客様にお届けする「永平寺テロワール」という物語です。
だからこそ私たちが醸す日本酒は、全量永平寺町産米を原料とした純米酒のみ。
この「永平寺テロワール」を世界中にわかりやすくお伝えするため、「白龍」から「永平寺白龍」へとブランド名を変更することを決意しました。

地方の小さな酒蔵の挑戦ですが、私たちの新たな取り組みは、日本酒の未来だけでなく、過疎化や荒廃に悩む日本の中山間地域の希望の灯になるものと信じております。

(中略)
ブランド名変更に伴い商品構成も刷新致します。

大きな変更は、白龍を代表する3アイテム「純米大吟醸/純米吟醸/特別純米」において特定名称酒を名乗らないという点です。
「米は磨くほど、美味しい、価値がある」という世界観とは別に、米作りをする私たちだからこそ言える「米が持つあるがままの力を最大限に引き出した酒造り」を提唱するためです。
今後この3アイテムを「永平寺白龍 米てきてき/水てきてき/土てきてき」へと変更させていただきます。
※てきてき(的的)とは禅用語で、明らかなさま、あるがままを指します。

 

「土てきてき 無濾過生原酒 2024蔵祭りスペシャルエディション」を購入しました。
蔵での瓶詰なので、スペックの裏ラベルのみで、市販品の表ラベルは付いていません。

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帰りは、「えち鉄」の「越前野中」駅から電車で帰ります。

 

土曜の「えち鉄」での「呑み鉄」は無理と予想していたのだが、福井行の電車が土曜にしては珍しく2両で、後ろの車両では余裕の「呑み鉄」である。


地元の「越前開発」駅まで。駅近くの小さい山「丸山」も、「古墳」である。